石油ストーブ(SL-221)をいじる後編

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2017年02月27日 14:24


コロナの自然通気形開放式石油ストーブ

『SL-221』の芯交換の続きです~。




これが今回購入した替え芯です、

1,900円でした。




新しい芯を「芯おさえ」の内側に入れ、

芯に付いている三本のピンを、

「芯おさえ」の三つの穴に入れ、

芯を「芯おさえ」の内側の棘に、

プツプツと刺して固定します。




「芯」の固定された「芯おさえ」を、

ひっくり返して置いた「芯案内筒」にセットします。




「芯案内筒」の三ヶ所の斜めのカム溝に、

「芯」の三本のピンを差し込みます。




はい、

セットできました~♪




この状態では「芯」が一番下がっています。




次に外しておいた輪っかのような部品、

(「油止カバー」というらしい)を取り付けます、

油止カバーには矢印の刻印があるので、

それを「芯調節つまみ」の方に向けて、

セットします。




次に「芯調節つまみ」を組み付けて、




ストーブ本体をオイルパンに止めている、

ネジを一本外してきて、




ここに差し込みます、

こうすることでこれから後の作業中に、

耐震自動消火装置が働いて、

芯が下がってしまわないようにします。




こんなふうにしておきます。




「芯調節つまみ」を右にいっぱいにひねって、

芯をいっぱいに上げた状態にしておいて、

芯がたるまないように芯の裾を引っ張り、

芯を油止カバーの内側の棘にくい込ませます。


この作業が一番やりにくかったかな~。




芯をいっぱいに上げた状態のまま、

芯が下がらないように気を付けて、

「芯案内筒」を「灯油タンク」にセットします。


ゆっくりと下ろしながらパッキンと、

固定ネジ位置なども確認しておきます。




はい、

セット完了です~♪




芯をいっぱいに上げた状態です、

取説では10mm出ると書いてありましたが、

測ってみたら8mmでした。。。

ただ、

この位置は芯に付いている三本のピンで、

機構的に決まってしまって、

調整などできないのでまあいいのでしょう。。。




四ヶ所の蝶ネジを締めこんで、

「芯案内筒」と「灯油タンク」を固定します、

また、このタイミングで、

先ほど耐震自動消火装置に差しておいた、

ネジを元のところに戻しておきます。




外しておいた「化粧カバー」を取り付けます。




ストーブの上部を戻して、

左右2ヶ所のネジで固定すれば、

対流式石油ストーブの、

芯の交換作業完了です~♪


初めての作業だったので、

面白かったです(笑)



この後、

20分以上置いて芯に灯油をしみこませてから、

点火します。


とてもキレイな炎で、

あんなに臭かったにおいも、

全くなくなりました~♪


よかったです~♪♪♪




せっかくなので、

先日ゲットした放射温度計で、

ストーブの天板の温度を測ってみました、

「222.0℃」でした、

この後もう少したってから測ったら、

「270℃」くらいまで上がっていました、




ということで、

無事ストーブの芯の交換ができて、

いやな臭いも全く出なくなりました、

やっぱり芯が古くなっていたんだね、

車やバイクに限らず、

メンテナンスって大切ですね。


これでまた15年もつかな~(笑)




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