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2014年05月05日

Fをいじる ACジェネレーターの修理編


さて、

ツーリング先でバッテリーが空になってしまい、

応急処置でなんとか帰ってきたFですが、

さっそく修理にかかりました。


Fをいじる ACジェネレーターの修理編
前の記事にも書いた通り、

オイラは最初、レギュレーターがダメになったために、

充電がうまくいってないのだと思っていました。

が、

車体に乗せたバッテリー(一晩充電済み)をテスターで調べて、

13.1Vの電圧を確認し、そのままエンジンを掛けると12.9~13.0Vに落ち、

そこからエンジン回転を上げても電圧が上がってこないので、

レギュレーターじゃなくてジェネレーター(発電機)がダメなんだと考えました。


レギュレーターがダメな時はバッテリー電圧が14~15Vになっても、

フィールド電圧を止めないのだから電圧がこないというよりも、

安定しないもしくはとんでもなく高い電圧が出てしまうのだと考えたからです。


で、

とにかくACジェネレーターを外してみることにしました。。。



Fをいじる ACジェネレーターの修理編
で、このとき思い当たったのが数日前、

オイラが夜、呑みに出たときに、

子供がFを屋内にしまってくれようとして右側に倒してしまい、

車体右側を壁等に当ててしまっていたということです。


急いでジェネレーターカバーを見ると下側に新しい傷が ( ̄□ ̄:)!!

よくみるとカバー全体がほんの少しですが上にずれていました。。。


Fをいじる ACジェネレーターの修理編
ジェネレーターカバーを留めている三本のボルトを抜きカバーを外します、

配線が奥まったところを通してあるのでちょっと手間ですがとにかく外しました。



Fをいじる ACジェネレーターの修理編
内側のステーターコイルを目視で確認してゆくと・・・、



Fをいじる ACジェネレーターの修理編
思ったとおり、

ステーターコイルの一部がジェネレーターローターと接触していました ( ̄◇ ̄;)アァ

正常に組んだ状態でもここのコイルとローターのエアギャップは0.5mm位しかないので、

今回のようにジェネレーターカバーにラジアル方向の力がかかってしまうと、

カバーがずれて内部のコイルとローターが接触してしまうということになります。。。


今さらながらですが、

もう少しどうにかする設計をして欲しかったと思いました。



Fをいじる ACジェネレーターの修理編
ということで、

発電不良の原因がほぼ確定できたので修理に取り掛かります。


といってもオイラにステーターコイルの巻きなおしなどできませんので、

スペアのエンジンからステーターコイルを外して・・・・、



Fをいじる ACジェネレーターの修理編
仮組みしてチェックします。


先ほどと同じ要領でバッテリー端子間電圧を測ると、

エンジンを掛け回転数を3,000rpmくらいに上げると、

テスターの数字は14.2Vを示しました!

これで大丈夫です (^-^)v ヨカッタ


この後、

スペアエンジンのジェネレーターカバーは傷だらけなので、

内部のステーターコイルだけを交換し、

でかいカプラーに苦労させられましたが、

なんとか配線をし直して今回の修理を完了しました。。。



Fをいじる ACジェネレーターの修理編

CB-Fのエンジンについては、

「ジェネレーターカバーを打つとやばい!」ってことは頭にはあったのですが、

自分で当てたのではなかったことや、

転倒したわけではなかったことなどから、

トラブルの原因をつい見落としてしまいました。。。

でもこうして写真に撮ってみても、

ジェネレーターカバーものすごく出っ張ってるんだよね・・・、

これからも長く乗っていくためには、

もっといろんなことに気をつけなきゃって思いました。


でも直ってよかった~ (≧▽≦)v





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