2013年12月26日
Fをいじる ステアリングステムベアリング交換編
かなり前から、
走行中にFのハンドルがやけに震えることに気が付いていました・・・・。
トップスレッドナットを締め込んでみると、
(前輪を上げた状態でですが)ハンドルがまっすぐ位置でコクン!と止まります、
「こりゃあ、ステムベアリングが逝ってるな・・。」と思いはしましたが、
面倒なのでナットをゆるめてお茶を濁していました(笑) (^^ゞ
でも最近、震えがとみに気になるようになってきたので、
ここらでちゃんと直しておこう・・・・ってことでベアリングを交換することにしました。
ってことで「ステムベアリングの上下」と「下部ダストシール」、
「上部ベアリングホルダー」と「ロックワッシャー」を用意して作業スタートです~ (^O^)/
バイクジャッキで前輪を浮かせ先ずはFホイールを外します、
各部のボルトを緩めてフロントフォークを引き抜きます、
ハンドルとウィンカーがダラリと垂れ下がるのでなんだかみっともなく見えます(笑)
ヒューズボックスを外すと「ステムナット」が出てきます、
これを外して「トップブリッジボルト」を緩めて、
トップブリッジを外すと「トップスレッドナットB」が出てきます、
これとこの下にある「ヘッドトップスレッドナット」をはずすと「ステアリングステム」が下に抜けます。
本当はメーターやライトなど外してからの作業となるのですが、
面倒なのでそれらは付けたまま進めちゃいます~ (^^ゞ
「ステアリングステム(以下「ステム」)」が抜けたら上下の「ベアリングアウターレース」を、
タガネをつかって叩き抜きます。
このとき「アッパーレース」はフレームとレースの隙間が十分あり、
下からのタガネがかけやすく簡単に抜けたのですが、
「ロワーレース」は隙間がほとんど無く上からではタガネがかけられませんでした、
そこで横からタガネを隙間に入れてこじるようにして抜きましたが、
バキッ!という音とともにタガネが欠けてしまいました・・・ ( ̄◇ ̄;)ア~ァ
それでもなんとか外し終えました。。。
写真は「アッパーレース」を外した後のフレームです。
作業中の現場はこんな感じです(笑)
今回、1番苦労したのが「ロワーベアリングのインナーレース」を外すことでした、
メチャメチャ固くて「溶接されてんじゃないの!?」って思うくらいでした (;^_^A
これもタガネで叩き抜きましたがステム側に若干傷がついてしまいました。。。
フレームやステムをパーツクリーナーでブシュブシュ洗浄してから、
新しい「上下ベアリングアウターレース」を打ち込みます、
このときは先ほど外した古いアウターレースを重ねてあて、
ハンマーでコンコンたたいて入れていきました。
写真は「ロワーベアリングアウターレース」を打ち込み終わったところです。。。
これは「アッパーベアリングアウターレース」のbefore(右)~after(左)です、
アッパー側は基本的に常に荷重がかかっているわけではないので、
レースの内側はキレイなものでした~♪
で、こちらが「ロワーベアリングアウターレース」の使用前(右)~使用後(左)です、
比較的キレイだったアッパーと異なり、
ニードルローラーがあたるところにはかなりの傷が付いていました ( ̄□ ̄:)!!
これじゃあハンドルがカクンと止まるわけです、
滑らかなセルフステアが望めるべくも無く、
もっと早く交換すればよかったかな・・・って思いました (-。-;)フゥ
ともあれ、この後反対の手順で部品を組み付けてゆき、
無事に「ステアリングステムベアリング」の交換を終えました ヽ(`▽´)ノ~♪
次は「フロントホイールベアリング」の交換に続きます
Posted by 1000 at 10:53│Comments(2)
│CB750F
この記事へのコメント
おお!こんな作業までやれちゃうんですね
凄いです
なかなかここまでの作業は
自分では挑戦できません・・・
凄いです
なかなかここまでの作業は
自分では挑戦できません・・・
Posted by mabu
at 2013年12月29日 23:31

mabuさん、コメントありがとう、
いやいやそんなことないです、
オイラもユーザーマニュアルとにらめっこしながらの作業ですよ(笑)
来年もよろしくお願いします~♪
いやいやそんなことないです、
オイラもユーザーマニュアルとにらめっこしながらの作業ですよ(笑)
来年もよろしくお願いします~♪
Posted by 1000
at 2013年12月31日 23:29
