2021年02月24日
トレッキング in 日坂宿~小夜の中山
お天気は良かったけれど、
滅茶苦茶風が強かった天皇誕生日の昨日、
ヒロさんといっちゃんとオイラで、
掛川の日坂(にっさか)から小夜(さよ)の中山までの、
旧東海道を歩いてきました。

ヤマップのデータです、
今回は掛川の【事任八幡宮(ことのままはちまんぐう】からスタートし、
【旧東海道】を進みます。
【日坂宿】を通って【沓掛峠(くつかけとうげ)】を越え、
【小夜の中山】まで行きます。
帰りは県道(旧国道一号線)に下りてそのまま県道を戻り、
再び【日坂宿】を通って帰ってきました。

旧東海道の宿場町である【日坂宿】は、
東海道線や東海道新幹線から離れてしまったためか、
昔からの街並みがかなり強く残っていました。
ヒロさんがおじゃましようとしているのは「川坂屋」さん、
昔は身分の高い方々が寝泊まりした宿屋さんのようです。

ここは「日坂宿本陣跡」、
以前は本陣があったのでしょうが今は原っぱでした。

こちらは「萬屋」さん、
一般の方が泊まった宿屋さんのようです。

日坂宿を過ぎて高いところを通る日坂バイパス(国道一号線)をくぐると、
いよいよこの日一番の難所の【沓掛峠】です。
峠の入口には昔の様子が描かれた看板が立てられていました。

実は以前、
このメンバーでバイクでここを登ったことがあるのですが、
歩いて登るのはもちろん初めてです。
まあとにかく坂というより壁ですね!!
勾配を少しでも緩やかにするために、
右に左にとくねくねするのですが、
そんなことはお構いなしって感じの
圧倒的な超急坂でした。。。
ここのすごさは写真では全然伝わりません、
興味のある方は是非足を運んでみてください。

【沓掛峠】を登りきるとそこからは、
ダラダラとした登りが続きます。
歴史ある旧東海道だけあって、
道端にはいろいろなモノが置かれており、
その都度興味を惹かれます。
写真は【小夜の中山】に伝わる「夜泣き石」が、
元はここにあったんだという碑です。

芭蕉の句碑もいつくか見られました。

「白山神社」のお堂です。
その昔から街道を通るたくさんの旅人を、
見守ってきたのでしょうか、
静かに佇んでいました。

歩いていくとところどころで素晴らしい景色を観ることができました、
山腹に「茶」の文字で有名な粟ヶ岳が真正面にそびえ、
遠く真白な南アルプスの山々も望めました。

写真の案内地図がちょうど今日歩く予定のエリアです。
当初は折り返し点の【小夜の中山公園】で、
コーヒータイムにしようと思っていたのですが、
最初に記したように、
この日はとんでもない風が吹き荒れていて、
とてもそれどころではない状態でした。

公園のすぐ横に建つ【久延寺】です。
御朱印(御納経)をいただきたいと思っていたのですが、
何年か前から普段は無人のお寺になっているとのことでした、

【久延寺】のお隣にある【扇屋】さんで一息ついて、
ここから復路のスタートです。
扇屋のおばちゃんに周辺のことをいろいろと教えていただき、
小夜の中山名物の「子育て飴」を買ってきました~♪

往路と復路が全く同じでは面白くないので、
久延寺から450mほど戻った【神明神社】の辺りから、
街道を外れて茶畑の中の道を一気に下って、
県道(旧国道一号線)に降りて戻ってきました。
県道まで下りる道はかなり急な下りが続き、
膝や腰にダメージを受けないように気を付けましたが、
県道に出てからはほとんどがゆるやかな下り坂だったので、
歩いていて楽だったです。
活動時間は 3時間3分
移動距離は 7.8km
277m登って276m下りてきました。
とにかく風が強かったです、が、
いろいろと興味深いものを見たり聞いたりできて、
旧東海道の歴史に触れることができ、
とても楽しいトレッキングでした。
次は金谷側からも歩いてみたいな。。。
Posted by 1000 at 23:32│Comments(0)
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